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humunus+秋元菜々美『うつほの襞0 塵と汐のみち 福島県富岡町ガイド』

¥1,320 税込

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 ガイドブック本体に、別冊註釈を付録。加えて本書ガイドブックを読む上での補助として、また本書を持って実際に散策される際の観察アイテムとして「クリップ付き虫眼鏡」をセットでお届け。加えて、購入者限定「電子版PDFデータ」ダウロード用QRコードのご案内を同封(取扱い注意)。
 
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 humunusと秋元菜々美が、企画、執筆、制作を行なった福島県双葉郡富岡町のガイドブック『うつほの襞0 塵と汐のみち』。私たちが富岡町で約5年かけて実施してきたツアー上演のプロジェクト『うつほの襞」シリーズの書籍版第一弾。富岡町の各場所の歴史と共に、震災後の変わりゆく風景を記録し、それらが物語として展開するガイドブックです。
 ツアー上演を展開させていく中で、新たなルートの開拓を含め、町全体を四つのパートで構成し、パートごとに個別の上演も行ってきました。今回の『 塵と汐のみち』は、このパートのうちの一つであり、沿岸部の「仏浜」(ほとけはま)及び「小浜」(こばま)エリアを扱った、富岡駅前から小浜海岸までを進む約1.5kmほどの行程です。
 この一冊は場所の紹介や写真、詩、インタビュー、物語、音声作品、ドローイングなどを交えながら紡ぎ、新たな想像力で町を体験出来ることを目指したガイドブックです。この本を片手に、地図のルートに従って歩いて場所を巡り、実際の風景と様々な表現やテキストを重ねながら読み進めていけるものです。加えて、ページに記載されたQRコードを携帯で読み込むと、音声で物語を聴きながら、場所を散策することができます!
 多くの資料と現地の方や関係者への取材、そして私たち3人の実際の体験や身体的イメージを通して執筆しました。

■『塵と汐のみち』(仏浜/小浜地区沿岸エリア)の内容/あらすじ

 作り変えられていく震災後の沿岸の風景と、それ以前の記憶や歴史を辿る。全ては塵に砕け、時の流れは汐のみちひきのように。うつろいゆく風景のなかに〈わたしたち〉は漂う。崖に面する海岸に立つ。県内最大の21mの津波が押し寄せた、あの日の出来事について想像する。 
 そして、遡ること震災の25年前、この海岸には「鉄の詩人」と呼ばれた一人の詩人/彫刻家の唐突な死があった。彼は井手則雄(いで のりお)といった。1970年代のはじめ、講演会をきっかけに訪れた富岡町の自然や風土を気に入り、その後まもなく、海辺の崖の上にアトリエを構えた。東京と富岡を行き来する生活を送りながら、このアトリエで詩や鉄の彫刻作品をいくつも制作する。ところが、間もなく第二原発の建設がはじまり、瞬く間に沿岸の風景が一変していく。長崎出身の彼は原子力そのものへの警鐘を込めた作品を多く制作してきた。そうした彼の当時の眼差しと、未完の遺作となった彫刻「ポセイドン・アイゲウス」の逸話を通して見えてくる風景の記憶が、震災後の現在に重ねられていく。彼の足跡を辿るうち、物語は彼の息子と、遠く宇宙の小惑星「リュウグウ」、そして探査機の持ち返った「海と生命の源」となる「コスミック・ダスト(宇宙塵)」へと展開していく。From Dust to Dust…人と土地と物質の夢。

【目次】
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はじめに

塵と汐のみち 
 塵の向かう方に
 駅前から 
 坂と慰霊之碑
 汐橋
 浜街道
 防潮堤の斜面に立つ
 ニエフ
 子安観音
 観陽亭(旧とりふじ別館)
 詩「海・気流」
 〈しおのうつろ ─ 一九八六年のアトリエから〉音声作品
 漂着の空船
 ろうそく岩
 崖
 小浜海岸

鉄の詩人の軌跡
 井手則雄とは何者か
 詩碑を探して
 矢野創さんインタビュー
 創さんと海辺の丘を辿りながら
 矢野和江さんインタビュー

 謝辞

付録
 註釈

【書誌情報】
タイトル:『うつほの襞0 塵と汐のみち』
価格:1,320円
本体ページ数:64ページ(判型:A5)
註釈(別紙付録)ページ数:16ページ(判型:B6)
総発行部数:1,000部
企画・執筆:humunus(小山薫子・キヨスヨネスク)+秋元菜々美
編集:合同会社knot
デザイン:尾花大輔
校正補助:鈴木みなみ
印刷所:株式会社 植田印刷所
発行者:humunus
制作:秋元菜々美

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